不動産のアセットマネジメント実務講座の開催報告(2025年2月)
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不動産のアセットマネジメント実務講座の開催報告(2025年2月)
弊社では、不動産ファンド組成に関するコンサルティング業務を長年行っております。
個別投資家からの出資を受けて行うGKTKやTMKを活用したファンド組成や、主要駅前での鉄道会社によるファンドを通じた開発事業の支援も致しております。
また、最近ではクラウドファンディングによる出資募集による不動産特定共同事業法でのファンド組成(3号事業)も増えております。
一方で、不動産ファンド組成後のアセットマネジメントについては、マニュアルや教科書が存在せず、属人的または組織固有のやり方でアセットマネジメント(AM)業務が進められているのが実情です。
・物件数が増え、アセットマネジメント体制構築をしなければならない
・AM部門での人材の採用後、業務の教育はOJTしかない
・業務マニュアルを作成したいが、どこから着手しようか悩んでいる
そのようなクライアントからの声を受けて、今般、不動産アセットマネジメントに関する実務講座を開催いたしました。
■開催報告
弊社代表 諌山が、2025年2月17日にセミナー「不動産のアセットマネジメント実務基礎講座」にて講義いたしました。
当日は全国から約40名の参加者にお越しいただきました。
参加者属性は、アセットマネジメント会社、不動産会社、デベロッパー、鉄道会社、事業会社グループ内の資産管理部門など幅広く、不動産ポートフォリオを経営されておられる業種でした。
(セミナーの内容)
・アセットマネジメントの全体像
・アセットマネージャーが理解すべき各種スキームの特徴、相違点
・会計とキャッシュフローの基礎知識、資金の流れ(ウォータフォール)
・不動産のマネジメントとバリューアップ
・ローン管理、エクイティの管理、
・SPC管理、PL・BS管理、LTVとDSCRの測定
・出口戦略
約3時間かけて解説、講義終了後、参加者から実務面での対応方法に関する質問が出ました。
(参加者アンケートの声)
・話が分かりやすく、聞きやすく、時間があっという間に過ぎました。さらに詳しい話も聴いてみたいと思いました。
・AM全体の業務の流れを確認したかったので、良かったです。
・業務全般の説明をしていただけたので、点と点でしか理解していなかった所が繋がり、とても勉強になりました。
・ファンドの種類からAM業務の基礎を改めて学ぶことができました。エンジニアリングレポートの重要性も含め、ファンド組成時にどれだけ詳細に定義するかで、期中管理の精度が異なってくると感じ、勉強になりました。
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多くの参加者アンケートからは満足度の高さを感じましたが、もっと詳細を知りたいとのご意見も一部ありましたので、次の講義に繋げていきたいと思います。
開催日時 2024年10月7日金曜 13:00~17:00
会場 東京ガーデンパレス (東京都千代田区湯島1-7-5)
主催 綜合ユニコム株式会社 企画事業部
(セミナーパンフレット)
20250207パンフレット(不動産のアセットマネジメント実務基礎講座)
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