【読んで・調べて】男性の更年期障害

NEWS

【読んで・調べて】男性の更年期障害

こんにちは、代表の諌山です。

さて、2024年も4月に入りまして、桜の開花とともに新年度になりました。「出会いの春、別れの春」というように学校の卒業や転勤、そして入学・入社などの季節になりました。また、私の先輩世代は定年退職により、長らく勤続した組織から離れる季節でもあります。

 

「男性は定年退職すると病気になりやすくなる」と聴いたことがあり、少し調べてみました。

 

更年期障害との関連:

更年期障害と聴いて、女性が中年期に悩む症状とのイメージがありますが、男性にも更年期障害があります。

 

男性の更年期障害には、身体的側面と心理的側面の2面があります。

身体的側面(体)・・・筋力低下、関節痛、筋肉痛、異常発汗、ほてり、肥満、頻尿、性欲や機能の低下 等

心理的側面(心)・・・健康感の減少、興味や意欲の喪失、不眠、不安、うつ、集中力や意欲の喪失 等

 

私も50歳近くになり、特に関節痛(腰痛)に悩まされる年齢になりました(笑)

 

男性の更年期障害の最大の要因は男性ホルモン「テストステロン」の減少が関係します。

このテストステロンが減少すると、中性脂肪(内臓や皮下脂肪)が増えコレステロールの代謝が低下し、肥満や高血圧などになりやすくなります。また、血流が悪くなり、循環器系の病気になりやすくなります。

 

このテストステロンは「社会性ホルモン」と呼ばれ、社会の中で競争したり、仕事の中で判断をしたり、人に褒められることで活性化されるホルモンだそうです。

退職により人に会わない、引きこもる、コロナ時代の外出規制、ステイホームなどは、社会性を低下させ、ますますテストステロンが減少することに繋がるそうです。

 

定年退職の話に戻ると、仕事に行かなくて良い→だらだらした(ゆとりのある?)生活を送る→運動量が減り、筋力が落ちる といった生活の変化が起きやすくなります。

趣味や運動の習慣が無い方は、さらに活動量が減りそうですね。この社会活動が減り、運動量が減ることが、テストステロンの減少に繋がります。

 

対策・対応としては下記が大事だそうです。

・運動の習慣化:特に筋力トレーニング(筋トレ)、早歩き、ゴルフなども有効

・食生活の見直し:タンパク質を多く取る、アミノ酸、亜鉛も。バランスの良い食事

・生活習慣の見直し:夜更かしをしない、よく眠る、夜にスマホを見ない

・ストレスを溜めない:入浴、マインドフルネス(瞑想)、深い睡眠

 

人間は元々、狩猟採取をして生きてきたので、社会活動をせず極端にゆっくりした生活に転換とすることは、活動量の低下と筋力低下により更年期障害に繋がるようです。

 

運動、食事、生活習慣を見直すことにより、健康でハツラツとした第二の人生を送りたいですね!!

 

出典:

NHK健康チャンネル「男性の更年期障害とは?※」 2022年3月4日

メディカルノート「男性の更年期障害の症状や発症しやすい年齢-男性ホルモンの減少で起こる※」 2016年6月11日

※いずれも順天堂大学 堀江重郎教授 監修

一覧に戻る

CONTACT

お問い合わせ

不動産ファンドや医療経営におけるアドバイザリー事業については、
メールにてお問い合わせください。

当社に対する営業目的のお問い合わせにつきましては、ご対応しかねる場合もございます。
Verified by MonsterInsights